編集後記(第13節号)

その日その時、僕は会社で仕事をしていて、さあ一段落したことだし昼飯でも食べに行くか、と思っていたところでした。
携帯電話にメールが着信したので見てみると、雉マガ(サポーター有志で発行しているファジアーノのメールマガジン)からでした。

ファジアーノ岡山は、本日7月4日14:00に『Jリーグ準加盟申請』をします。

とだけ書かれたメールでした。
「そうか、いよいよか。」と思いました。
同時に僕は、今同じ時刻にこのメルマガを受け取った人たちのことを思いました。
このメルマガを読んでいる人は100人以上います。
それぞれの人が、それぞれの場所でこのメルマガを受け取ったと思います。
職場で働いている社会人、昼休みの学生たち、家で洗濯物を取り込み一息ついたおかあさん…。
それぞれの人が、この一報を受け取って何を思ったのでしょう。
僕は、受験生の子を持つ親のような気持ちになりました。
多くの人がファジアーノの躍進を見守っています。
Jリーグのクラブに比べたら、その人の数はまだまだ少ないでしょう。
それでも、僕と同じように、天に祈るような気持ちでこぶしを握りしめ、準加盟申請のニュースを受け取った人がたくさんいると思います。
準加盟申請は、ファジアーノの歴史にとってひとつの節目になります。
この申請が承諾されれば、ファジアーノの歩みは大きく大きく前進します。
申請の結果は、8月21日に出ます。
※今回のMDPでは、木村社長にお願いしてコラムを書いていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

2007年7月7日 21:13 » ブログ