編集後記(第11節号)

昨年、全国地域リーグ決勝大会で大分に行った際、大分トリニータのサポーターの方と話す機会がありました。
「J2からJ1に上がるときもしんどかったけど、全国地域リーグ決勝大会を抜けるのが今までで一番しんどかった」と話されていました。
全国地域リーグ決勝大会というのは、日本サッカーのピラミッド図の中で、もっとも過酷で狭き門なのです。
使い古された言い方ですが「魔物が棲んでいる」という言い方がぴったり合うように思います。
良きにつけ悪きにつけ「サッカーは何が起こるかわからない」と言います。
これまでに2度、全国地域リーグ決勝大会で失敗してきたファジアーノにとっては、この言葉を良い方にとるのではなく、JFL行きの切符を手にするその時まで決して気を緩めることのないようにしたいと思います。
中国リーグプレイオフ進出が決まり、全国地域リーグ決勝大会が射程圏内に入ったいまこそ、そのことを改めて胸に刻んで今年こそ「Jのつく場所」へ。

2007年6月16日 22:01 » ブログ