エンブレムに恥じぬよう

「ファジアーノのエンブレムに恥じぬように戦いなさい。」
ある選手の父兄さんが、息子に語った言葉です。
クラブのエンブレムには、今まで関わってきた全ての人の想いや歴史が刻まれています。今いる選手たちだけが、ファジアーノで戦っているわけではありません。昨年までファジアーノで戦ってきた選手達、ファジアーノを支えてきた人達、ファジアーノを応援してきた人達の想いが、クラブのエンブレムを通して今も戦っているのです。もっと言えば、過去何十年もの岡山サッカーの歴史を支えてきた人々の想いも、そこに刻まれているのです。上記の父兄さんの言葉には、『今、ファジアーノに関わっている全ての人達は、ファジアーノの歴史に対して、リスペクトした行動をとる必要がある』という意味が込められているのではないでしょうか。
ある父兄さんは息子に向けて、こんな想いを持っているそうです。
『今までは、自分の意思で好きなようにサッカーを続けてきましたが、もうそんな甘い世界ではないのです。ファジアーノの看板を背負い、ファジアーノのユニフォームを着て、ファジアーノのボールでサッカーをさせていただく事は、応援されている方々のおかげでできているのですから。その事を、常に肝に命じ感謝して欲しいと思います。』
ファジアーノの歴史は、まだまだ浅いかもしれませんが、クラブのエンブレムには多くの夢が詰まっています。
今日もそのエンブレムのもとに、人々は集まり戦います。
そして、エンブレムは一日ごとに輝いていってます。

2007年6月2日 23:49 » ブログ