相手チームへのエール

ファジアーノの声出しサポーターたちは、もちろんファジアーノを応援するために存在しているわけですが、試合が終わったあとには、相手チームの名前をコールします。
これは全ての試合において、ホームでもアウェイでも行われます。
先日のアウェイ、広島フジタSC戦でも「フジータ・エスシー!」とコールしました。フジタの選手たちはファジサポのコールに対して、手を上げて応えてくれました。
対戦相手というのは、試合の間は勝敗を決めるための相手ですが、試合が終わればサッカーを通した「仲間」ですし、また相手チームのプレーに対して敬意を表するためでもあります。
ファジアーノが所属する中国リーグで、いわゆる「サポーター」と呼べるような集団がいるのは、ファジアーノとレノファ山口だけです。
レノファ山口は、ファジアーノと同じく、Jリーグを目指しているクラブです。
他のチームは、選手たちの家族や職場の同僚など応援する人はいますが、「サポーター」と呼べるような組織だった応援スタイルはありません。
そのため、エールの「交換」というものも行われません。
そういう意味では、ファジアーノにとってレノファ山口というのは、応援合戦を繰り広げられる好敵手です。
試合の間は、それぞれのサポーターがそれぞれのチームを応援しますが、試合が終わった後にはエール交換が行われるでしょう。
山口からレノファサポーターがどれぐらいの人数でやってくるかはわかりませんが、スタンドから観戦するみなさんも、ぜひ試合終了後にはレノファ山口にエールを送ってあげてくださいね。

2007年5月5日 20:20 » ブログ