フォーメーションって何?

サッカー用語の中に、フォーメーションとかシステムとかってありますよね要するに「陣形」のこと。4−4−2とか3−5−2と表現します。基本的には、ゴールキーパーを除いて後ろから数字を数えます。
つまり、3−5−2というのは、ディフェンダー(後列)が3人、ミッドフィルダー(中盤)が5人、フォワード(前線)が2人という陣形です。それぞれをDF、MF、FWと省略して表すこともあります。
ディフェンダーが4人のことを「フォーバック」、3人のことを「スリーバック」と言います。フォワードも同じように、「ワントップ」や「ツートップ」などと言います。
また、ひとくちに4−4−2と言っても、中盤がボックス型(四角型)のものや、ダイヤモンド型(菱形)のものなどいろいろ種類があります。
「ボランチ」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これは中盤の下がり目に位置する選手のこと。つまり、ディフェンダーの前、ミッドフィルダーの後ろの場所です。ここが2人だとダブルボランチと言います。
今季のファジアーノは、リーグ前の練習では4−4−2や3−5−2などいくつかのフォーメーションを試していました。フォーメーションは試合毎に違うかもしれませんし、ひとつの試合でも時間帯で変わってくるかもしれません。
サッカーはフォーメーションが全てではないので、そればかりにこだわるのも良くありませんが、サッカーのこともっと知りたいなぁっていう人は、試合中の選手の位置に注目してみてください。「この試合はジェフェルソンのワントップだな」とか「ボランチの選手が相手の攻撃をすべて摘み取っているぞ!」なんてことが分かり始めると、サッカーがもっと楽しく見られますよ。

2007年4月28日 22:09 » ブログ