編集後記(第3節号)

「このクラブには夢がある。」
ある選手が言った言葉です。
「岡山にJリーグ?無理だろ。」と言われたり、地域リーグ決勝大会では2度失敗したりしながらも、それでも走ることをやめなかったのは、このクラブに「夢」があったからでしょう。
このクラブが語る夢はあまりに壮大で、あどけない夢かもしれません。
だけど、このクラブの存在を通して、岡山の地は少しずつ変わってきています。
観客の数、サポーターの数、スポンサーの数、テレビカメラの数。それらが「夢が現実に変わっていく様」を表現しているように僕は思えます。
ファジアーノの感動的なゲームとスタジアムの臨場感を体験した人たちは、「ひょっとしたら、この絵に描いたような夢は現実のものになるかも」と感じているのかも。
「諦めない限り、走り続ける限り、夢はきっと叶うはず。」
そうあるべきだし、そうであってほしいと思いませんか。
子どもだけでなく、大人にとってもね。

2007年4月28日 22:07 » ブログ