新しいダンマクを作りました
本日(1月14日)、奉還町商店街の「りぶら」にて、新しいダンマクを作りました。
今回作ったダンマクは3枚あります。
・僕らの街には夢がある!
・夢は自ら叶えていくもの。
・俺たちの夢!!
最初の「僕らの街には夢がある!」は2代目となります。(ビックリマークがあるのが前作との違いです)
前作の「僕らの街には夢がある」は、寄せ書きしていただいたメッセージの中には「JFL昇格!」などの言葉もあるため、その目的を達成したということでひとまずお役御免として、このたび2代目を作ることになった次第です。
「僕街夢」が言わんとするのは、「ファジアーノに夢がある」ということだけではありません。
「僕らの街」に「夢がある」ということを言っています。
つまり、岡山には夢を追いかけている人がたくさんいるということです。
例えば、三菱自動車水島FCや湯郷Belleなどもそのひとつです。サッカーだけでなく陸上やテニスなど様々なスポーツもあります。
あるいは、何かの資格をとるために勉強している人や、こんな仕事に就きたいという人。
部活でがんばっている学生さん、子どもの夢が自分の夢だというお母さん、家族を幸せにすることが生き甲斐というお父さん。
毎日笑って楽しく生きたいという人や、友だちをたくさん作りたいという人。
みんなそれぞれにいろんな夢があると思います。
このダンマクは、あなたも含めて岡山みんなのことを言っているのです。
岡山には、そんなふうにたくさんの夢があるんだよという思いが込められたのがこのダンマクです。
この「僕街夢」ダンマクは、スクールなどの子どもたちにメッセージを寄せ書きをしてもらおうと考えています。
2つ目の「夢は自ら叶えていくもの。」は、サポーターの方に「自分の夢」を寄せ書きをしてもらおうと思います。
夢の大小は関係ありません。
ここで言う「サポーター」とは、私たちをアウェイバスツアーに連れて行ってくれる運転手さんや、桃スタの管理をしてくださっている方など、ファジアーノを支えてくださるいろんな方を含んでいます。
前述したように、大小の差はあれ、みんなそれぞれに「夢」があると思います。
あなたのその夢は、あなたにしか叶えられません。
夢は誰かが叶えてくれるものではなく、自ら叶えていくものです。
ファジアーノをJリーグに導いていくのは、「誰か」ではなく「僕ら」なんだ、ということを私たちはファジアーノのゲームを通して学びました。
ファジアーノから教えられた夢を、今度は自分のこととして見つめ直して、あなたの夢を叶えてほしいという願いが込められています。
ファジアーノに「がんばれ!」と言うとき、「夢は自ら叶えていくもの」のダンマクに目をやってください。それは、あなたはあなた自身に「がんばれ!」と言っているのです。
最後の「俺たちの夢!!」というのは、前主将の藤井一昌が言った言葉です。
藤井一昌という選手は、「自分がJに行けるとは思っていない。自分は礎でもかまわないから岡山の夢のために頑張りたい」と言って、初期のファジアーノで主将として支えました。
そういう思いで戦っていたのは藤井一昌だけでなく、そのほかの大勢の選手が同じ思いでした。
彼らがいなければ、今のファジアーノはありません。
私たちは、そんなふうに礎となった選手たちの思いもJリーグに連れて行ってあげなければなりません。
自分はJに行けなくてもいいと言った選手を、Jリーグの舞台に立たせてあげなくてはなりません。
このダンマクには、ファジアーノの初期を支えたこれまでの選手にサインを書いてもらおうと思っています。
今年、ファジアーノがJ2加盟を決めたときに、彼らをJリーグの舞台に立たせてあげるためにです。
今回のダンマク制作には大勢のサポーターが加わってくれました。
このダンマクは、制作に加わった者だけのものはありません。
岡山みんなのダンマクです。「僕らの街」のダンマクです。
このダンマクに込められた思いや、みなさんに書いていただいたメッセージを、僕らの街みんなで大事にしていけたらいいなと思います。
最後になりましたが、今回のダンマク制作は、奉還町商店街の方にいろいろと便宜を図っていただきました。
試合会場のスポンサーボードなどに名前が出ているわけではありませんが、これまでも奉還町商店街さんは、ファジアーノに対して様々な支援をしてくださっています。
奉還町商店街は、岡山駅西口から桃太郎スタジアムの途中にあり、「桃スタのお膝元」と言える商店街です。
そんな地元の商店街を、サポーターとしても盛り上げていけたらと思います。
また、今回のダンマク制作を、テレビや新聞などのメディアの方に取材をしていただきました。
こうやって、クラブ、サポーター、メディアが岡山の夢のために出来ることをしていけたら、この街はもっともっと大きく変わっていくと思います。
このようなことは、決してサポーターだけで出来ることではありませんでした。
手を差し伸べて下さる方や、参加して下さる方、報道してくださる方、みなさんの協力があってこそです。
ファジアーノが今こうやって少しずつ前進していっているのは、「人と人との関わり合い」が原点にあるからだということを改めて実感しました。
今回ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。