スタジアムの醍醐味(木村社長寄稿)

屋外スポーツの醍醐味は、「スタジアムが満員になること」です。アメリカのフットボール、日本の野球、ヨーロッパや南米のサッカー……自分の街のチームをスタジアムで応援することが一つの文化になっています。スタジアムのみんなで得点を喜び、負けた時は悲しみを共有するー仕事とは関係のない繋がりがそこにはあります。 
どの街のスタジアムにも歴史があります。その意味で、全国屈指の桃太郎スタジアムを僕らはもっと誇りに思っていいのではないでしょうか。県庁所在地の中核駅から歩いて15分で通えるスタジアムは、全国で他に殆ど例を見ません。そんな街中にあるグラウンドですから、駐車場も限られています。
ここは考えをガラリと変え、ファジのホームゲームは、岡山駅から桃スタまで大行進する文化を皆で作ってみませんか? 昨年12月に、J1の清水エスパルス対FC東京の試合がありました。クラブカラーで身を纏ったそれぞれ1000名近いサポーター達による、岡山駅西口からの大行進があり、見ているこちらが感動を覚えました。
一方我らがファジも、サポーターの方々が、今シーズンから皆で歩こう運動をすすめられているようです(手にゴミ袋を持っているそうです!)。僕の夢は、おじいちゃんになったとき、孫の手をひいてその一団に加わることです。スタジアムが見えたときの興奮が、ファジを応援する力につながり、自分達の誇りを刺激します。岡山に生まれ育った人、学びにきた人、仕事で来た人—全員が一つになれる場所、それが、聖地 桃太郎スタジアムだと思います。桃スタをファジ色で染めてみませんか?

2007年7月7日 21:15 » ブログ