あきらめない、それだけがルール

今回から新しい応援歌が加わりました。このコラムを書いている今はまだ、この歌がどういう結果になるかわかりませんが、スタジアム全体で大合唱する予定になっています。
この歌の中に、「約束をしよう あきらめない それだけがルール」という歌詞があります。
ファジアーノはいつも「あきらめない」ということを教えてくれているような気がします。
僕等は、Jリーグという長い長い道のりにチャレンジしようとしています。
JFL昇格の入り口である全国地域リーグ決勝大会では、過去2回失敗しました。
中国リーグの中でも、手痛い敗戦を喫したこともありました。
しかし、我がファジアーノの晴れの国の戦士たちは、今まで一度でも戦うことをあきらめたことはありません。
なぜ、これほどまでに強い気持ちを持ち続けることができるのでしょうか。
それはきっと、ファジアーノという存在が、ともに固い絆で結ばれた「仲間」によって成り立っているからでしょう。
仲間なしでは、きっと心が折れていたかもしれません。
サポーター同士で励まし合ったこともありました。
フロントの方と夢を語ったこともありました。
選手と約束をしたこともありました。
サッカーは11人でするスポーツではありません。
28人のチームだけでするのでもありません。
チームに関わる監督、コーチ、トレーナー、ドクターたち。
クラブを運営するフロント陣。それを支える企業、メディア、行政。
ボランティアやサポーターたち。
そして絶対に忘れてはならないのは、これまでの歴史の中でファジアーノや岡山サッカーを支えてきた大勢の人。
そんな多くのひとたちがあきらめずに歩みを進めてきたからこそ、今のファジアーノがあるのです。
オカヤマで生まれ、育ち、住まう人たちが、ファジアーノを通してひとつの固い絆で結ばれるなら、どんなに素晴らしいことでしょう。
この絆に加わるための約束事はひとつだけです。
「あきらめない」
ただ、それだけです。

2007年7月7日 21:14 » ブログ