ファジアーノ岡山 Jリーグ加盟決定!

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速報:ファジアーノ岡山FC Jリーグ昇格決定!!(オフィシャルサイト)

来年からは「晴れの国岡山にJリーグを」という言葉は使いません。
諦めなければ夢は叶うということが証明できたからです。

しかしこれは、目的を達成したのではなく、ようやく手段を手に入れただけです。
私たちの夢は「百年続くDNA」をこの街に作ることです。

Jになれば今よりずっと厳しい試合が待ってます。
負け続けることもあるでしょう。
それでもこのクラブが永遠に愛されるように、この街の地熱を上げていくのが我々サポーターの役目です。

ファジアーノ岡山は親会社のあるビッグクラブではありません。
街が引っ張ってやらないと前に進まない市民クラブです。
だから、「岡山にJリーグクラブを作る」という物語を夢想した人がいて、それを現在にまでつなげてきた人がいて、そして今、これを読んでくださっているあなたがいて、そのあなたがファジアーノをJリーグに上げたのです。

ファジアーノをJリーグに昇格させた私たちだからこそ出来ることは、「伝えていく」ことです。
この街に「文化」を作ることです。
これはある意味、義務というか責任というか、この時代を知る私たちにしか出来ない役割であるような気がします。

あなたはすでに、試合スコアの数字だけでは表現できない感動のドラマや、このクラブに関わる人と人とがつながる温かい絆や、街が移り変わっていく喜びを知っているはずです。
そのことをどうか、もっとたくさんの人に伝えてください。
この街にこのクラブがある喜びというのがどういうものなのかを伝えてください。
サッカーの楽しさだけでなく、岡山という街を創っていく楽しさを伝えてください。
誇りというものがどういうものなのかを伝えてください。
「オ・カ・ヤ・マ!」と叫ぶ楽しさを伝えてください。

最初はきっと、言葉で伝えるのは難しいと思います。
「自分はサッカーの話をしているんじゃなくて、岡山の話をしているのに」というじれったさを感じることもあると思います。
そういう伝えるのが難しいことを伝える唯一の方法は、「情熱」だと思います。
今までファジアーノに関わってきた人たちはそうやってこのクラブを作り上げてきたのです。

物語はこれで終わりではありません。
「ファジアーノがJリーグに行きました」それだけでは意味がないのです。
この街に百年続くDNAを作っていかなければならないのです。

さあ、これからが大変です。
でも、とてつもなく面白い日常が待っているはずです!
さあ行こう!J2!

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2008年12月1日 15:25 » ニュース