津山の街とともに夢を叶えよう!

17259389_3940981794.jpg
ファジアーノがJFLに参戦してから初めての津山ゲーム。
残念ながら、津山のみなさんと勝利の喜びを祝うことはできませんでしたが、我らがファジアーノはこの地に大切なものを刻み付けたように思います。
今回のゲーム開催は、津山市内の全小中学校への集客告知や、ポスターの配布、駐車場の確保など、津山の関係者の大変な努力があったからこその開催であったと聞いています。
年間平均集客数3,000人という数字を達成するために、必ず津山陸上競技場を3,000人以上の観客で埋め尽くすと関係者は意気込んでおられたそうです。
しかし当日は雨が降ったりやんだりの天気で、観客数は2,285人というものでした。
私は、この数字を恥じることはまったくないと思います。
この天気でこの数字は、桃スタでもなかなか実現しにくい数字です。
試合の結果は残念なものでしたが、選手たちの絶対に最後まで諦めない姿に、はじめてサッカーをご覧になった方もこころの中に何かが沸き起こったのではないかと思います。
観客の中には、ファジアーノの試合が津山で開催されたことを、心から喜んでくださった方もいました。
初めてサッカーを見たけど、サポーターの声で会場がひとつになった気持ちになったという人もいました。
試合の結果が結果だっただけに、終了後のサイン会を行うかどうかも懸念されましたが、「負けたときこそサイン会をするべきだ」という関係者たちの声で、選手たちも快くサイン会を引き受けてくれたことを嬉しく思います。
今回の津山へ観戦に来てくださったみなさん、どうか、ファジアーノをもっと好きになってください。
ファジアーノは本当に素敵なクラブなのです。
津山の街も含めて、みんなで絶対にJリーグに行きましょう!
最後になりましたが、試合終了後にスタンドのゴミ拾いをしてくださった観客の方、ありがとうございました。岡山の街を世界で一番きれいな街にしましょう。

2008年6月30日 22:29 » ニュース