ボランティアについて

ファジアーノのホームゲームは、ボランティアスタッフたちの手によって運営されています。
ファジアーノはまだまだ小さなクラブですから、ボランティアの人数も決して多い数ではありません。
ですから、たくさんの仕事を、ひとりひとりがいくつもこなさなければなりません。
ボランティアの仕事は、開門の数時間前から始まります。
スタッフが集まってミーティングをした後、スポンサーボードをピッチ内に運んで並べます。
スポンサーボードはすごく重いので、みんなで手分けして運びます。
並べる順番もあるので、全体を見渡す人間の指揮に従って、きれいに並べていきます。
同時に、グッズ担当班はオフィシャルグッズを搬入してお店を出します。
Tシャツやレプユニ、タオルマフラーなどをサイズ別に並べて値札をつけます。
お勘定を計算する係の人や、商品をお客さんに販売する人など、役割分担をします。
グッズ担当の人たちは、どういう風に並べたらお客さんによく見てもらえるかとか、お勘定を計算するときにどうやったらお客さんを待たせずにできるかなど工夫を重ねています。
グッズの他にも、ファンクラブ会員の受付をするブースや、樽募金を担当する人たちがいます。
マッチデープログラムやチラシを配布する係の人もいます。
桃スタのエントランスでは、来賓の方や報道の人の受付をする人たちがいます。
来賓の方が来られたら、エレベーターで4階の来賓室にご案内します。
報道の人が来られたら、プレス用のADカード(首から下げるIDカードのようなもの)をお渡しします。
4階のコントロールルームには、スタジアム全体の演出を担当する人たちがいます。
コントロールルームには、たくさんの役割の人がいます。
ピッチやスタンドを映し出すカメラを操作する人や、電光掲示板にスコアやスターティングメンバー、選手交代を表示させる人、電光掲示板にVTRを放映する人、スタジアムDJとそれを補佐する係の人、音楽をかける人などです。
ボランティアスタッフが集まる冒頭のミーティングの場で、木村社長があいさつをされます。
木村社長がいつもおっしゃるのは、ファジアーノにとってボランティアの力は絶対に欠かせない大切な力であること、また、ボランティアの役割とは、来場してくださった方たちがファジアーノのゲームにまた来たくなるような楽しい空間にすること、という点です。
ボランティアの方たちの中には、例えばグッズ売り場の人たちは、持ち場を離れることができないため、ファジアーノの試合を1秒も見ることが出来ません。
それでも来場してくださった方たちに楽しんでいただけるよう、精一杯の気持ちを込めて働いておられます。
彼らの力は、ファジアーノにとって本当に欠くことのできない力なのです。
ファジアーノのホームゲームへ出かけたら、ぜひボランティアの方たちへねぎらいの言葉をかえてあげてください。

2008年3月18日 22:40 » ブログ